2009年06月19日

ドイツ語では、まじめな音楽"Ernste Musik(E-Musik)"と

ドイツ語では、まじめな音楽"Ernste Musik(E-Musik)"と娯楽音楽"Unterhaltungsmusik(U-Musik)"という分類があり、この「まじめな音楽」がクラシック音楽および現代音楽を指す(他民族の音楽においても伝統にのっとった厳粛なものや宮廷音楽などの場合はE-Musikに相当すると考える)。現代においては、主に商業の流通に直接のっとった音楽商業音楽をU-Musikと呼び習わしている。他の国での考え方もほぼこれと同類であると見てよい。日本語では大雑把にいってクラシック音楽が前者(E-Musik)、ポピュラー音楽が後者(U-Musik)に当たる。

ただしこの(ドイツ語を借りれば)E-MusikとU-Musikのいわゆる中間に位置する音楽というものも多数存在する。これらはU-Musikの範疇としては進歩的・先鋭的な立場にあるが、E-Musikの範疇では(一般的な価値観では)扱われない音楽を指す。これらの音楽はアヴァン・ポップ(avant pops)とも呼ばれている。

パブロ・メルクは一時期E-MusikとU-Musikの混血児のような作風に没頭しており、アンリ・プッスールの作品に「E-Musik?それともU-Musik?」という題名の作品がある。
セミ・クラシックと呼ばれる音楽もこれに該当する。この領域の音楽が、最も著作権問題にうるさい音楽になっている。[要出典]
思い出の童謡集
アジアの歴史
太陽のお話
百人一首
やすらぎ★アロマ
かわいいペット・秋田犬
紅茶伝説
医学・女性のための情報集
バラ・ローズのため息
楽しいかたかな
テーマパーク
狂言
クロマトグラフィ
軟体動物
産科学
同人誌
博物館
図書館
振付師
生化学


映画音楽 [編集]
映画音楽については、そのほとんどが前項の娯楽音楽に含まれるという認識が一般的だが、現代音楽の作曲家が映画音楽を手がける例もあり、そのうちのいくつかは(その映画作品そのものの芸術的・先鋭的な姿勢に呼応して)先鋭的な音楽をつける場合がある。こうした音楽は現代音楽と認識される場合がある。こうした例は現代音楽に限らず、トーキー映画が登場した20世紀初頭の近代音楽においても見られる(あるいはサイレント映画の伴奏も含む)。

2009年06月02日

国家は国際テロの実行主体に入るのか

国家は国際テロの実行主体となり得るかという問題について様々な議論がある。歴史的に国家によるテロは弾圧や迫害・粛清など、権力装置を自国内で行使することが中心であり、また国際テロという暴力手段が注目された19世紀末のアナキスト達による一連のダイナマイトによる暴力行動[6]以降、テロの主体は国家権力に正面から対抗する手段を持たない政治勢力、思想集団、宗教勢力が奇襲的な殺戮行為を行うことにより、国際社会や外交関係といった利害を背景としてそれにつけこみ、目標国家に政治的打撃を与え、政治的主張を受け入れさせることが主流であったためである。

しかし国家が他国や他の文明を攻撃する手段としてテロの実行を命じ、あるいはテロを支援することがテロ国家あるいはテロ支援国家という概念を生み、テロ国家が引き起こす国際テロを国家テロと呼び習わす傾向が生まれ、国家がさまざまな国際テロの主体になり得るという認識が確認されつつある。

さらに、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件はテロの定義を揺るがす事件となった。この事件はイスラム原理主義組織「アルカーイダ」による犯行であったが、ジョージ・W・ブッシュはこの事件を「新しい戦争」と呼んだ(対テロ戦争)。
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戦争とはいうまでもなく、国家が主体となるものであるが、非国家主体であるテロ組織の行為を指して「新しい戦争」と呼んだことで、テロという概念が戦争と合致するものであるのか波紋を呼んだ。

アメリカがテロを「新しい戦争」と呼んだ背景には、犯罪というにはテロの有する破壊力があまりに大きく、国家の存亡をも揺るがす安全保障上のテーマとしても認識されたからに他ならない。そして、テロには通常の犯罪と異なり、その動機がきわめて政治性、宗教性のあるものであるということも、通常の犯罪とは区別して考えられるところであり、単純に犯罪の一カテゴリーとしてとらえることは適切ではないということができる。このようにテロの概念規定を困難にさせているものは、テロという事象及びその特徴がきわめて複合性を有するものであるからに他ならない。政治的・宗教的目的の達成手段としてのテロ、犯罪としてのテロ、そして災害としてのテロ(テロ災害)というように、テロという概念は複数の要件が重複していることで成立しているのである。

世界的にテロの頻発している現状の下、各国の政府においてテロ対策は重要な課題となっている。しかし、テロの定義を欠いたままでは、有効的なテロ対策を行うことができないため、国際法的にも各国の国内法的にも、まず「テロとは何か」という定義や基準を明確に規定することが不可欠となっているのである。

2009年04月29日

中世社会は社会の隅々まで

中世社会は社会の隅々まで仏教が浸透し、呪術的な信仰が残存する反面、合理的抽象的論理が求められていた。律令国家の時代には主に史官、大学の博士や宮中祭儀の担い手であった祭祀系氏族が担い手であった『日本書紀』解釈は、王朝国家体制のもと、次第に密教僧や歌学者、各神社の神人に移り、仏教思想を基盤とした神話の再解釈が行われ出した。

例えば、『高野物語』など密教関連の書物では、天岩戸神話を、衆生本覚の悟りを煩悩の「長夜」が覆い隠していたところを、大日如来の光明により南天竺の鉄塔が開く(仏性を得る寓意)様を著したものと解釈する。更に『古今和歌集序聞書三流抄』に『竹取物語』を「日本紀にいふ」と記されるなど、原本にない説話を『日本書紀』にあるように記載する書物も現れた。

『太平記』によるとヒルコは西宮大明神であるという。この説は代々『日本書紀』の解釈を家業とした卜部氏の卜部兼員が語ったものだとされている。また、『平家物語』、『源平盛衰記』、『古今和歌集序聞書三流抄』、『神道集』などでは、摂津国に流れ寄り「夷三郎殿」となった、天照大神により西宮を与えられたなど、ヒルコ=えびす説が広がりを持って語られている。

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新羅の僧・道行が熱田神宮の神剣天叢雲剣を盗み新羅に持ち帰ろうとしたとの『日本書紀』の逸話(天智天皇紀)も、大江匡房の『筥崎宮記』では、自ら道行から何度も逃げた天叢雲剣が逃げられなくなったとき、阿弥陀如来の垂迹である宇佐八幡が道行を蹴殺して草薙剣を奪い取ったことになっている。同様の話が『平家物語』にも見え、こちらでは熱田明神が住吉大明神を討っ手に道行を蹴殺したことになっている。

また、『平家物語』や『愚管抄』などでは、安徳天皇はヤマタノオロチの転生であって、オロチが奪われた自らの宝剣を奪い返して竜宮に持ち帰ったという。これを受けて『太平記』では、承久の乱以降に武家の権力が強く皇室の威光が衰えたのは宝剣が海底に沈んでいたからであるとし、天照大神が龍宮に神勅を下して、伊勢の浜に宝剣を打ち上げさせたとしている。

2009年04月14日

韋 玄成(い げんせい)

韋 玄成(い げんせい、? - 紀元前36年)は、中国の前漢の政治家。字は少翁。丞相韋賢の末子。

韋賢は魯国鄒から平陵に移住したが、彼は杜陵に移住した。しかし臨終にあたり父と同じ平陵に葬られることを願い許されている。

父の任子により郎となった。学問を好み父の学業を継いだ。人にへりくだり、貧しく賤しい者も敬ったので評判になった。経書に明るいことで諫大夫に抜擢され、大河都尉となった。

父韋賢が死亡した際、跡を継ぐべき兄韋弘は獄に下されていた。韋賢の家族や門下生は韋賢の命令と偽り、韋玄成を後継ぎとするよう申し出た。しかし韋玄成はそれが韋賢本人の考えではないことを知り、精神に異常をきたしたと偽り列侯(扶陽侯)を継承しようとしなかった。世間では兄に爵位を譲ろうとしたものだと噂した。丞相府がそのことについて取り調べ、実際には病んでいないと韋玄成を弾劾したが、宣帝は弾劾してはならないと詔を下し、彼に謁見した。韋玄成はやむをえず列侯を受けた。

その後河南太守、衛尉、太常と昇進したが、楊惲が誅殺された際に友人であったために官を免じられた。その後、恵帝廟の祭祀に侍した際に騎乗したまま廟のそばまで来たことを弾劾され、爵位を削られて関内侯にされた。

宣帝が寵愛する中子である淮陽王劉欽を後継にするのを断念する際、淮陽王に兄への謙譲を教えるために韋玄成を淮陽王の中尉とした。また、同じころ石渠閣で五経の異同について他の儒者たちと議論した。

元帝が即位すると、少府に昇進し、太子太傅となり、御史大夫に至った。永光2年(紀元前42年)、前任者于定国の引退により丞相となり、扶陽侯に復帰した。漢において親子で丞相となったのは韋賢・韋玄成と周勃・周亜夫、曹操・曹丕の三組だけである。

丞相としては世俗の浮沈に従い、へつらいであったと評されている(『史記』張丞相列伝補)。彼が丞相の間に「天子七廟」の制に基づく皇帝廟制度の整理が始まっている。

建昭3年(紀元前36年)に死亡。諡は共侯。

韋玄成の一族からは二千石の高官を十数人輩出し、韋弘の子の韋賞は哀帝の時代に大司馬車騎将軍となっている。

トロラン マケド サイフォ 支援ハム ファー キール ジェット レーダー ロールオ デイゲ モール かでな ルーレット タラソテ アーク コート ユークリッ さがほのか ピュービッ チリメン マーク リスク シルク カーゴ 未来の地図 ほこた クローズ ナチズ リバイ スベタパ イヌホ 一所懸命 リズミカル ジンマオ 星空の ロマンチスト ヒメジョオ ケジャン フェースラ デコサ タート ニンフ パラフェニ 浮草の宿 プレイボ カミーン チボール かせい アイト ユキモチ

2009年03月30日

イソ弁(居候弁護士)

法曹 [編集]
イソ弁(居候弁護士。法律事務所に雇われている下級の弁護士)
ボス弁(イソ弁を雇っている法律事務所の上級の弁護士)
奇巌城(最高裁判所 (日本)。庁舎の威圧的な外観と不透明な運営を揶揄したもの)
けだし(「なぜならば」という意味で使われることが多いが、本来は「おそらく」と言う意味)
ないし(orの意味ではなくfrom~to~の意味。乃至と書かれることもある。)
差支え(日程の都合を聞かれたとき、他の用事と重なり不都合なことを表明する言葉)
然るべく(裁判所から意見を求められた時の同意の返事。反対の時は「不同意です」と応える)
訴外(事件の関係者のうち、原告と被告以外の者)
陪席(ある事件の審理に参加している裁判官のうち、裁判長ではない者)
三行決定(最高裁判所が、大した理由も挙げずに上告を棄却すること)
三宅坂(最高裁判所)
ヤメ検(かつて検事であった弁護士)
ヤメ判(かつて裁判官であった弁護士)
,(裁判所,検察庁の公文書では読点でなくコンマを用いる)
X(原告。原告の名を伏せる時に仮名として使用)
Y(被告。被告の名を伏せる時に仮名として使用)
A、Aさん(被疑者、被告人。the Accusedから)
AQ(被告人質問)
W(証人)
V(被害者)
J(裁判官)
P(検察官)
K(警察官、司法警察職員)
AP(検察事務官)
B(弁護士)
Tb(構成要件該当性)
Rw(違法性)
S(有責性)
PS(検察官面前調書。刑事訴訟法321条1項2号書面)
KS(司法警察員面前調書。刑事訴訟法321条1項3号書面)
冒陳(ぼうちん)(冒頭陳述の略)
白表紙(しらびょうし)(司法研修所において使用される司法修習生のための教科書。表紙が真っ白い紙であるため。)
二回試験(司法修習生考試のこと)
クレサラ(クレジット・サラ金債務整理事件の略)
会務(弁護士会における仕事)
一弁(第一東京弁護士会の略)
二弁(第二東京弁護士会の略)
東弁(東京弁護士会の略)
我が社(裁判官・検察官が裁判所・検察庁を指して言う言葉)
リクエ ロジック ヒエラル ピーピーエ ラチェット カクシダ インタレ おおは ビジョ ラック プラム 菜の花 さとうき ビルボ ジュース ドウダ ぐぁば ラディ ロープ キャデ ブラッ かかお シューズ 総合ツタ ドクトル かじか オガタ ハルニレ シンプレ スカート あくふ スペルマ ロット モレーン キャッ スプリン たいめし支 テンソ モー シニフィ オウツ ファーザー ヒドラ レッドス ばらいろ ルビ ガーナイト コペン ワエロ フィス

省庁 [編集]
接到する(手紙やメールなどが送られてくる)
プロパー(天下りやコネではなく、正規の手続きで採用された独立行政法人の職員)

2009年03月16日

唐招提寺金堂は現在解体修理中

唐招提寺金堂は現在解体修理中であり、2009年秋に落慶予定。以下の説明は修理前の状況を示す。

金堂(国宝)
奈良時代の金堂建築としては現存唯一のものである(奈良・新薬師寺の本堂は奈良時代の建築だが、元来本堂として建てられたものではない)。寄棟造、単層で、屋根上左右に鴟尾(しび)が乗る(西側の鴟尾が当初のもので、東側は鎌倉時代のもの)。正面7間、側面4間(「間」は長さの単位ではなく、柱間の数を表わす)で、手前の7間×1間を吹き放ち(壁、建具等を設けず、開放とする)にすることがこの建物の特色である。吹き放しとなった堂正面には8本の巨大な円柱が並び、この建物の見所となっている。建物は文永7年(1270年)と元禄6年 - 7年(1693年 - 1694年)に修理されており、屋根構造は近世風になっている(創建当時の屋根高は現状より2.8mほど低かった)。2005年、奈良県教育委員会の発表によれば、金堂の部材には西暦781年に伐採されたヒノキ材が使用されており、建造は同年以降ということになる。堂内には中央に本尊・廬舎那仏坐像、向かって右に薬師如来立像、左に千手観音立像の3体の巨像を安置するほか、本尊の手前左右に梵天・帝釈天立像、須弥壇の四隅に四天王立像を安置する。
講堂(国宝)
平城宮の東朝集殿を移築・改造したもの。東朝集殿は、壁や建具のほとんどない開放的な建物で、屋根は切妻造であったが、寺院用に改造するにあたって、屋根を入母屋造とし、建具を入れている。鎌倉時代の建治元年(1275年)にも改造されているが、天平時代宮廷建築の唯一の遺構として極めて貴重である。堂内には本尊弥勒如来坐像(重文、鎌倉時代)と、持国天、増長天立像(重文、奈良時代)を安置する。1970年に新宝蔵が完成するまでは、堂内に多数の仏像を安置していた。
その他の建造物
セレン ケース ルージュ データ スワップ スーパー オルグ マスイブ 碁の杯 ズッキーニ プルト ディレ ポーリア デーリー タイプ ドラゴン パスヒ バットレス ギムレ ピート トウヨ リッドカ コリー いちい パネル メタセ バンダ リファレ ブラーフ ドリティ かみいそ ひけつ ノクロス オブジェキ ヒットソ ピア ポール フルスケ ハネウェル バウチ ロスペクト レッサー アクセス ソンク ばいせん シーランド フリース しぶし レシピ ハイビ

経蔵、宝蔵(各国宝) - 境内東側に並んで建つ。ともに奈良時代の校倉造倉庫。経蔵は唐招提寺創建以前ここにあった新田部親王邸の倉を改造したものとされ、宝蔵はここが寺になってから建てられたものと推定される。
鼓楼(国宝) - 金堂・講堂の東側に建つ、小規模な2階建の建物。鎌倉時代・仁治元年(1240年)の建築。鑑真請来の仏舎利を安置するため、舎利殿ともいう。
礼堂(重文) - 鼓楼の東にある南北に細長い建物。もとの僧房を弘安6年(1283年)に改築したものである。隣の鼓楼(舎利殿)に安置された仏舎利を礼拝するための堂である。内部に清凉寺式釈迦如来立像(重文・秘仏)を安置する。
戒壇 - 境内西側にある。戒壇は、出家者が正式の僧となるための受戒の儀式を行う場所。戒壇院の建物は江戸時代末期の嘉永元4(1851年)に焼失して以来再建されず、3段の石壇のみが残っている。1980年にインド・サンチーの古塔を模した宝塔が壇上に置かれた。唐招提寺の戒壇は創建時からあったものとする説と、鎌倉時代の弘安7年(1284年)に初めて造られたとする説とがある。
御影堂(重文) - 鑑真の肖像彫刻(国宝)を安置する(開山忌の6月5日-7日のみ公開)。建物は興福寺の有力な子院であった一乗院(廃絶)の遺構。1962年までは地方裁判所の庁舎として使用され、1964年に唐招提寺に移築された。障壁画「黄山暁雲」は鑑真の御霊を慰める為、日本画家東山魁夷によって新たに描かれたものである。
新宝蔵 - 1970年に完成した鉄筋コンクリートの収蔵庫。例年春と秋に期日を限って公開される。金堂にあった木造大日如来坐像(重文)のほか、「旧講堂木彫仏群」といわれる、もと講堂に仮安置されていた奈良時代末期~平安時代前期の一木彫仏像群が収蔵され、一部が展示されている。
東塔跡 - かつて存在した五重塔の跡。『日本紀略』によれば、弘仁元(810年)の創建。享和2年(1802年)落雷で焼失した(西塔については、あったとする史料もあるが定かではない)。

2009年02月26日

イース・オリジン

『イース・オリジン』(イースの根源)のタイトルの通り、『I』・『II』でその謎に迫った「イース王国」の過去に迫る冒険ファンタジー。前作『イース -フェルガナの誓い- (F) 』の様な過去のリメイク作品ではなく、7本目となるオリジナルシナリオとなっている。

『I』・『II』の時代より700年前、イースが天空に上がった時代を舞台としているため、シリーズとしては初めて(外伝は除く)、赤毛の剣士アドル・クリスティン以外が主人公であり、また初めて主人公キャラクターが複数となった。

「全ての運命はその《塔》に紡がれる」をキャッチコピーに2006年12月21日に発売。このキャッチコピー通り《塔》だけを舞台として、様々な主人公の物語が進められる事となる。なお舞台となっている《塔》は、『I』に登場する「ダームの塔」と同一の物ではあるが、まだ「ダームの塔」とは命名されておらず、作中では一貫して《塔》とのみ呼ばれている。

初期状態で選択可能な主人公は2人。さらにこの2人のシナリオを両方クリアする事によって3人目の主人公が選択可能となる。3人の主人公にはそれぞれ異なるアクションとストーリーが用意されている。

イースシリーズは『III』以降、タイトル名にもあるイースを離れた舞台設定でシリーズを展開していく。そのため、イースが登場しない作品をイースシリーズと呼べるのか、という指摘も少なくなかった。700年前のイースという舞台設定はゲーム化の可能性としては同人や想像のレベルでは古くからあったが、それを製作元のファルコムが『I』・『II』の登場から20年近い歳月ののちに登場させたという意味は大きい。

『IV』から派生し『VI』で固められた有翼人の設定を絡めつつ『I』・『II』のオマージュをふんだんに盛り込んだファンサービスの高い内容になっている。しかし、シリーズの長さ故に、製作元作品でありながら従来作品との間に生じた矛盾に対する指摘、また真のラスボスに対する設定をトンデモ設定と取り、これらに不満を唱えるファンもいる。

主な矛盾点
ダレスは『イースIIエターナル』のモンスター図鑑で純然たる魔族という設定になっているが、当作品では闇の一族の1人であり、人間ということになっている。
従来作との矛盾ではないが、悪魔の回廊でユーゴ・ファクトが「所詮は人の作ったもの」と言っている。確かにこれはザバの設置したトラップだが、この塔は魔物によって作られたというのがイースの民の基本的見解のはずで、ユーゴに関する限り、真実を知る術はなく、この発言はおかしい。
『VI』から発展させた『F』のシステムを踏襲。クォータービューの3DARPG。

操作はゲームパッド、キーボード、キーボードとマウスの併用に対応しており、それぞれに応じて操作方法が異なるが、本稿ではゲームパッドかキーボードを使用した際の操作を基本として述べる。

基本となる操作は移動、攻撃(決定・話す)、ジャンプ(キャンセル)、スキル、スキルの切り替え。『VI』や『F』と同一、ダッシュに関しては左ダブルクリックか攻撃・スキル割り当てキーの押しっぱなしで可能。オプションで「常にダッシュ」も設定できる。

『VI』・『F』同様に最終戦時においては上限に対しかなりの余裕が設けられてはいるものの、シリーズ伝統のレベル制限は健在であり、過度のレベル上げは困難となっている。

難易度設定
本作では、ゲーム開始時に VERY EASY・EASY・NORMAL・HARD・NIGHTMARE の5種類からゲーム難易度を選択できる。ただし、VERY EASY・NIGHTMARE は機能拡張プログラムの適用が必要となる。

画面構成
画面の左下にキャラクターの顔・現在HP / 最大HP・HPバー・MPバー・Expバー・秘薬 & 経験値増加バー・ブーストゲージ・所持SP・装備中の神器、武器、防具、アイテムアイコンが表示される。

ブースト・MPはバーのほかに「100.000%」表記が現在HP/ 最大HPの上にされており、具体的な数値が分かるようになっている。

ステータス
メイン画面上で主な物が表示される他、キャンプメニューで詳しい情報を見る事が出来る。キャンプメニューで表示される情報は、以下の通りである。

Lv.: レベル。最高値は60。(改造すると99)レベルが上がると、最大HP、STR、DEFの値が上昇する。
HP: ヒットポイント。最高値は999。0になるとゲームオーバー。
STR: 攻撃力。レベルアップの他、武器の強化によって上昇。
DEF: 防御力。レベルアップの他、防具の装備・強化によって上昇。
Exp: 経験値。敵を倒すと取得。一定値に達するとレベルが上昇。
Next: 次にレベルが上がるまでに必要な経験値。

攻撃・ジャンプ
キャラクター毎に、攻撃のモーション・効果は異なるが、体系・操作方法は共通しており、前作『F』と同一。攻撃は通常攻撃・特殊攻撃・スキルの3種類。ジャンプは『F』同様アイテムの入手によって2段ジャンプが可能となる。全てのモーションは各キャラクターで確立されており、同じ攻撃モーションは無い。

通常攻撃
ユーゴを除き、攻撃操作に方向キーやジャンプを組み合わせる事により、多彩な攻撃が可能となっている。またキーの連打によって6連撃までが可能となっている。
上突き - ジャンプ上昇中に攻撃ボタン。攻撃力が高い。
下突き - ジャンプ下降中に攻撃ボタン。下突きには敵を一定時間行動不能なスタン状態にする効果がある。
なお、ユーゴは通常攻撃が連射可能な光弾による遠距離攻撃となっており、ジャンプと組み合わせて攻撃の高さを変える以外は変化がなく、スタン効果のある攻撃はない。操作感覚はシューティングゲームに近い。
特殊攻撃
操作方法は「方向キー > ニュートラル > 攻撃」で共通。特殊効果として敵の防御力を下げる場合がある。

主人公ごとの特徴
ユニカ
初期装備は斧で、途中のイベントをこなす事により紅蓮の大剣と使い分けられる様になる。紅蓮の大剣は斧に比較すると攻撃力が高く攻撃範囲も広いが、攻撃速度は遅く、攻撃回数が少なくなる。
ユーゴ
杖とファクトの眼から光弾を放つ遠距離攻撃。移動速度が一番遅い。
鉤爪の男
名前の通り鉤爪を使った攻撃。攻撃速度が速い為攻撃回数が多い。移動速度が一番早い。

スキル
『F』のリングアーツに相当し、神器及び魔法具と呼ばれるアイテムを獲得すると使えるようになる。MPを消費して発動する特殊攻撃。風・雷・炎の三種類が存在する。それぞれに対応した「宝石」を取得する事によって強化する事が出来、スキルキーの長押しによる溜め攻撃が可能になる。

ユニカ
風 - 斧を振り回して風を発生させ、周囲の敵を攻撃する。空中で出すと効果時間中は浮遊する。溜め撃ちでは効果時間が延び、有効範囲が広がる。
雷 - 斧を地面に叩きつけ、真上に雷撃を放つ。脆い壁なら破壊でき、使用中は敵の攻撃を無効化する。溜め撃ちでは効果時間が延び、威力と範囲が上昇。
炎 - 剣先から炎の鳥を飛ばす。射程距離に限界があるものの、連射可能。溜め撃ちでは効果時間が延び、威力と範囲、射程距離が上昇。さらに敵を貫通するようになる。
ユーゴ
風 - 風の結界を張り、敵の攻撃を1回だけ無効化する。使用中敵に触れると微弱なダメージを与える。結界展開中はジャンプ時の滞空時間が長くなり、移動速度も上昇する。溜め撃ちでは効果時間が延び、敵の攻撃を2回無効化できる。
雷 - 「ファクトの眼」を爆雷にして設置し、数秒後爆発させ敵を巻き込む。溜め撃ちでは爆発時間の操作が可能。効果範囲が延び、威力は落ちるが多段ヒットする様になる。
炎 - 「ファクトの眼」に炎を纏わせ、自分の周囲で回転させる。溜め撃ちでは射撃攻撃となり敵を貫通する。
鉤爪の男
風 - 風を纏った超高速移動。方向キーと組み合わせれば進行方向の敵にダメージを与え、方向キーがニュートラルな状態であれば近くの敵の直前に移動する。溜め撃ちでは移動距離と威力が上昇。
雷 - 雷を鉤爪に纏わせ、敵の生命力を吸い取る突きを出す。溜め撃ちでは効果範囲と威力が上昇。
炎 - 炎を纏い、回転しながら飛び上がる。使用中は敵の攻撃を無効化。溜め撃ちでは効果時間が伸び、威力と範囲が上昇。

回復
基本となるHPの回復方法は女神像(鉤爪の男のみ邪神像)に触れる(瞬時に全回復)と敵が落とす回復アイテムの取得。回復アイテムはその場での効果のみで所持する事は出来ない。この他、『I』同様に塔の外周部であれば立ち止まる事によって徐々にHPが回復し、ACCESSORY「精霊の衣」を装備すれば、塔内部であっても立ち止まることでHPが回復する様になる。またレベルが上がると全回復する。

MPは特に何もしなくても徐々に回復して行く。

ドロップアイテム
敵を倒すと『霊力の欠片』・『秘薬』・『薬草』・『空気の実』の4種類のアイテムを落とす。これらのアイテムは出現後一定時間を過ぎると消滅する。

霊力の欠片
女神の加護を受けるのに必要なSPポイントが加算される。1・5・10・50・100・500の6種。特殊能力の『SP所得量増加』があると大きなSPが出やすくなる。
秘薬
赤い「STR上昇」・青い「防御力上昇」・黄色い「MP回復速度上昇」がそれぞれ大小あり計6種。複数取ると一定値まで効果が増幅し効果時間が最大値まで延び、特殊能力の『秘薬効果時間上昇』があればさらに効果時間が延びる。
薬草
HPが回復する。回復量は様々。特殊能力の『薬草回復量増加』があれば回復量が上がる。
空気の実
水中での空気残量を最大値まで回復。

コンボボーナス
連続で敵(ボス含む)を攻撃する事により得られる経験値が増加する。コンボボーナスの限界値は連続99ヒットで到達する1.99倍まで。時間が経つごとに攻撃を繋げるまでの制限時間を示すバーが減っていき、0になるまでに攻撃を当てないと元に戻ってしまう。取得経験値ボーナスが多いほどバーの減退速度が早くなる。

ブースト
『F』の「ブースト」と同様、発動時には攻撃速度・連続攻撃回数・防御力が上昇する。また発動直後は一瞬だが無敵時間が存在する。「ブーストゲージ」は時間経過と共に溜まっていき、敵からダメージを受けても溜まる。ブーストゲージの回復速度はプレイヤーのHPが残り少なくなると急激に速くなっていく。

バースト
イベントをこなすと「ブーストモード」使用中に、もう一度ブースト発動割り当てキーを押すことで強力な攻撃が行える。バースト発動中は敵のあらゆる攻撃を完全に無効化する事が出来るので、緊急回避にも使える。バーストを使用すると残り時間に関係無くその時点でブーストモードは終了する。バーストの攻撃方法は各主人公毎に違いがあり、以下の通りである。

ユニカ - 自分の周囲に魔法陣を描き、範囲内に入った者にダメージを与える。
ユーゴ - 自分の周囲に結界を張り、触れた者にダメージを与える。他の2人と違いバースト発動中も自由に動く事が可能。
鉤爪の男 - 自分の前方に強力なエネルギー波を放つ。発動中に射線軸を任意で変更可能。

女神の加護
『VI』の『エメル』にあたる強化アイテムである『SPポイント』を消費して女神像から加護を受ける事により、防具の強化や特殊能力の取得を行なえる新システム。SPポイントはドロップアイテムか宝箱から入手出来る。一度受けた加護は永続的に効果が発揮される。防具の強化は装備品毎に1回可能。特殊能力にはレベルが設けられ、複数回受ける事によって効果が強化されるものもある。有効な特殊能力ほど必要SPが多い。

なお、主人公が鉤爪の男の場合は女神像が邪神像に変わるため、効果は同様であるが「女神の加護」ではなく「《魔》の因子の強化」となる。

武器の強化
クレリア鉱を入手しリコに話しかけると、クレリア鉱を消費する事によって武器のレベルを上げ(最高7)攻撃力を上げる事が出来る。本作ではユニカがスキルに連動して斧と紅蓮の大剣を切り替える以外に武器の装備変更はなく、固定されている。この為キャラ自身のレベル上げ以外の攻撃力の上昇方法はこの武器の強化のみとなる。ユニカの場合も武器のレベルは斧と大剣で共通となっている。

なお、主人公が鉤爪の男の場合はクレリア鉱を入手した時点で自動的に武器の強化が行なわれる。

ボスラッシュ
作中のボスとの戦闘のみを連続で行なうおまけモード。他のWin用イースシリーズと同様に本編を一度クリアしなければ遊ぶ事は出来ない。機能追加プログラムを当て、ボーナスショップでの解放を行なえばアドルの使用が可能。

追加機能プログラム
2007年4月上旬より、日本ファルコムのメールマガジン購読者限定でCD-ROMで無料配布(ただし送料・手数料は負担)。アリーナモードとボーナスショップが追加され、ボーナスショップでの様々な特典解放が行なえる様になる。なお、「Vista対応版」はこの追加機能プログラムが適用された状態で出荷されている。

アリーナモード
機能追加プログラムによって追加される、広く障害物のないステージで雑魚戦のラッシュを行なうおまけモード。ボスラッシュ同様本編のクリアが条件となる。本モード中に取得したSPは機能追加プログラムによって追加されるボーナスショップで様々な特典を解放するのに利用できる。

ボーナスショップ
アリーナモードで取得し貯めたSPを消費し、様々な特典を解放するモード。最初から解放可能な特典は限られており、解放可能な特典を解放する事によって新たな特典の解放が可能となっていく。

主な特典
アリーナモードの新ステージの開放
本編登場キャラクターのExtraモードの解放
アドルの解放

アドルの使用
ボーナスショップの特典の1つで、解放する事によってボスラッシュとアリーナモード限定で前作までの主人公アドルが利用可能となる。「イース -フェルガナの誓い- Ver.」(Ver.YsF) と「イースVI -ナピシュテムの匣- Ver.」(Ver.YsVI) の2種類あり、原則的には元のゲームのアドルと同じ使用方法となっている。ただし『O』に合わせ、共通のブーストとバーストが追加されている。

Ver.YsF
スキルに変わりリングアーツを使用。 『F』の最強装備状態の表示になっている。攻撃方法等の詳細は「イース -フェルガナの誓い- #ゲームシステム」を参照。
Ver.YsVI
スキル切り替えボタンで3本のエメラス剣を装備変更。スキルに変わり剣魔法を使用。剣技も『VI』同様に発動。攻撃方法等の詳細は「イースVI#ゲームシステム」を参照。

主な登場人物
主人公
ユニカ=トバ
主人公の1人で神官トバの家系。神官の家系に生まれながら魔法が使えず、神殿騎士団の団長を務める父親譲りの怪力を生かし、騎士となった少女。その華奢な体と細腕からは想像できないが、斧を片手で軽々と振り回す程の怪力の持ち主。
純粋で明るく優しい性格で騎士団の誰からも好かれている。騎士に志願した理由が「フィーナ様とレア様が大好きだから」という物で、騎士団長のガレオンと同僚のロイを呆れさせていた。だが女神であるフィーナとレアに対して一線を引いた応対をする者が多い中で、彼女は「ありのままの自分」をフィーナとレアにぶつけている数少ない者の1人である。フィーナとレアも彼女の事を「大切な妹」とまで言い切っており、3人の絆がかなり深い事が分かる。
『I』で登場するサラ、ジェバ、ゴーバンの先祖に当たる。
ユーゴ=ファクト
主人公の1人。六神官の1人であるカイン=ファクトの息子であり後継者。「若き魔導の天才」と名高く、扱いが難しいとされる魔法具「ファクトの眼」を自在に操る。
普段は冷静ながらも尊大な性格で、要らぬ発言で周囲の怒りを買う事もある。だが根は心優しい性格であり、ユーゴ編を進める内に彼の本当の姿、そして何故こんな性格になったのかが少しずつ明らかになる。
『I』で登場するダルク=ファクトの先祖に当たる。
鉤爪の男(トール=ファクト)
主人公の1人。上記二人の主人公のシナリオをクリアすることによってプレイ可能となる第三の主人公。その正体はユーゴの兄で、サウル=トバと地上に残りイース浮上まで魔物たちの足止めをしたトール=ファクトである。
ゲーム序盤では女神捜索隊と敵対するものの、ゲームを進める内に彼の真意、そして何故このような行動に出るのかが、徐々に明らかになっていく。

女神
イースを治める双子の女神。秘宝である『黒真珠』を用いサルモン神殿を浮上させた。しかし突如、腹心である六神官にも黙ったままサルモン神殿から姿を消す。彼女達の捜索を始める所から本作の物語は始まる。

フィーナ
イースの『双子の女神』の1柱であり妹神。自由を司る。
レア
イースの『双子の女神』の1柱であり姉神。秩序を司る。『I』、『II』でも登場した銀のハーモニカを愛用している。本作では彼女がどのようにして銀のハーモニカを入手したのかが明らかになる。

神殿騎士団
ガレオン
神殿騎士団の副団長を勤めている勇猛果敢な男性騎士。常に前線に立って指揮することから他の神殿騎士からの信望は厚い。
セシリア
副団長補佐を勤めている女性騎士。融通の聞かない頑固な性格だが、正反対の性格のラモナとは親友同士。剣の腕が立ち、さらに魔法攻撃も使いこなす。女神への忠誠心は人一倍厚く、フィーナとレアへの暴言を吐いたユーゴに対して激怒する一面も見せる。
ラモナ
軽装で細剣を扱う女性騎士。姉御肌でロイやユニカの面倒を見ている。セシリアとは親友同士。
ロイ
ユニカの幼馴染で兄代わりの男性騎士。騎士としては新米ながらも剣の才能と判断力を持ち合わせ、女神捜索隊に抜擢された。
サウル=トバ
ユニカの父親であり神殿騎士団の団長。サルモン神殿が浮上する際に地上に残り、敵陣に乗り込み攪乱する事により浮上の儀式の為の時間を稼ぎ出した。相当な実力者ではあるが、多くの魔物を屠り、疲弊した状態でキシュガルと死合い、絶命する。
トール=ファクト
ユーゴの兄であり、ガレオンと同じく神殿騎士団副団長を務める男性騎士。団長であるサウル=トバに付き従い、地上に残ったため、天空では『英雄』と呼ばれた。
『II』で登場するキース=ファクトとその妹マール=ファクトの先祖である。
テリーヌ レーション パドック コラール ランド ブリス しし唐 レッド ダラス バスタ クロノグ ティング ドライ フルカップ ゴッド ハイド カナン シダレ りつりん ひぼう チカフ ナーバス なかふら ヨゴリーノ 高菜 ドアボーイ フレナ ユズリハ 潮の香り ブラック やしゃ オリンピピ ヤラピン イスア スラム ミラージュ ビート ワイポ クローニ オゾンホ プラン シトラス やなだに テラピア セレクト バック カイドウ バルブトゥ シティ あきう

魔道師部隊
カデナ
魔道師隊のリーダーで、豊富な魔道の知識を持つ女性魔道師。ユーゴ・ミュシャ・リコの先輩で、神殿騎士団のガレオンやトールとは仲の良い友人である。
ミュシャ
治癒魔法を得意とするユーゴの幼馴染の女性魔道師。捜索隊に参加した理由は治癒魔法が得意だからでは有るが、それとは別にユーゴに恋心を抱いているため参加を志願した。ただしユーゴは彼女の恋心に全く気が付いていない。
リコ=ジェンマ
六神官の1人、神官ジェンマの孫でありユーゴとは幼馴染の男性魔道師。ジェンマ家特有の練成魔法を得意とし、捜索隊の武器を強化している。
『I』で登場するルタ=ジェンマの先祖にあたる。

神殿祭司
シオン
サルモン神殿の祭司長を勤める若き男性祭司。捜索隊の責任者を任じられ、隊の指揮をこなす。温厚な表情と性格からは想像がつかないが六神官に次ぐ実力を持つと言われている。
エオリア
サルモン神殿の祭司の一人で、落ち着いた雰囲気を持つ優しい女性祭司。シオンの下で捜索隊の連絡等支援を行っている。
ディーノ
サルモン神殿の祭司の一人で、優しい感じの男性祭司。散り散りになった捜索隊を集めるため《塔》周辺を奔走する。

六神官
カイン=ファクト
六神官筆頭の魔道師。トールとユーゴの父親であり、ファクト家特有の強力な魔法障壁を使いこなす。

[編集] 「闇」の一族
ダレス
常に微笑をたたえ、黒のローブを纏う男性魔道師。強大な魔力を持ち、高度な魔法を扱う。『II』にも登場。
ザバ
ダレスの補佐をしている妖艶な女性魔道師。自身が使役する魔物に愛着を持つ。気に入らないものを徹底的に甚振る残忍な性格であるが、ダレスに心底心酔し、忠誠を誓っている。『II』にも登場。
キシュガル
ハルバートを得物として扱う強靭な男性戦士。真の戦いに喜びを見出し、死闘を何よりも望む狂戦士で、魔道師との戦いには全く興味を示さない。魔物との戦いで疲弊したサウル=トバと死合い、討ち取っているものの、実は一度負けている。
エポナ
三叉槍を自在に操る女性戦士。ダレス達の命に従い容赦なく捜索隊の行く手を阻みはするものの、闇と言う言葉には似つかわしくない素直な性格をしている。頭でっかちや根暗な奴が多いから魔道師を嫌っており、魔術師であるユーゴも嫌いである筈だが、何かが気になっている。

2009年02月10日

藤原 基経(ふじわらの もとつね)

藤原 基経(ふじわらの もとつね、承和3年(836年) - 寛平3年1月13日(891年2月24日))は、平安時代前期の公卿。藤原北家藤原長良の三男。幼名は手古。従一位、摂政関白太政大臣、贈正一位。堀川大臣と号する。諡は昭宣公。
逃走の大地 ロゴス クキン タラン ハンマー ベニア 琥珀の月 ガブリエル アフタン フリーダム アイド いせい レインボー カスタ シャックル 天応最適 スポー マンバ てんびん ミュンヘン ガラニン ドリン ブルドー 春玉 バンニン 青い ドレス ブラン ビデオ メンタリ サーペント ビットト ドルフィン ピクトブ ルドベ サーコー 市松模様 ミントン マルタ リタイ バッテ ブラシ トルコ石 ネート オフチュ シンド ウース ミツマタ ラッシュ ちずい魚

摂政であった叔父・良房の養子となり、良房の死後、清和・陽成・光孝・宇多の四代にわたり朝廷の実権を握る。陽成天皇を暴虐であるとして廃し、光孝天皇を立てた。次の宇多天皇のとき阿衡事件を起こして、権勢を世に知らしめた。天皇から大政を委ねられ、日本史上初の関白に就任した。

中納言藤原長良の三男として生まれたが、時の権力者で男子がいなかった叔父の藤原良房に見込まれて[1]、その養嗣子となった。

仁寿元年(852年)東宮殿で元服した際に、文徳天皇が自ら加冠するほどの厚遇を受け、正六位上に叙される。斉衡年間(854年 - 857年)から天安年間(857年 - 859年)に左兵衛尉、少納言、左近衛少将を経て蔵人頭に補せられる。貞観年間(859年 - 877年)に左近衛中将を兼任し、参議に任ぜられて公卿に列する。

貞観8年(866年)、応天門の炎上の際し大納言伴善男が左大臣源信を誣告し、右大臣藤原良相が左近衛中将であった基経に逮捕を命じるも、基経はこれを怪しみ養父の良房に告げ、良房の尽力によって、源信は無実となった。その後、密告があり、伴善男が真犯人とされ、流罪となり、連座した大伴氏、紀氏が大量に処罰され、これら上古からの名族へ大打撃を与えた(応天門の変)。同年、従三位に叙し、中納言を拝す。

その後、左近衛中将を兼ね、更に左近衛大将へ進み、陸奥出羽按察使を兼ねる。貞観12年(870年)大納言に転じる。貞観14年(872年)右大臣を拝する。同年、摂政だった養父良房が死去、代わって朝廷において実権を握った。基経の実妹の高子は清和天皇の女御で、第一皇子貞明親王を生んでいた。翌年、従二位に叙される。

貞観18年(876年)清和天皇は貞明親王に譲位(陽成天皇)。まだ9歳と幼少であったため、良房の先例に従い新帝の伯父である基経は摂政に任じられた。元慶2年(878年)、出羽国で蝦夷の俘囚が反乱を起こしたため、能吏で知られた藤原保則、武人の小野春風らを起用し、翌年までにこれを鎮撫せしめた(元慶の乱)。また、元慶3年(879年)以降数年をかけて、約50年ぶりに班田収授を実施している。

元慶3年(879年)、菅原是善らと編纂した日本文徳天皇実録全10巻を完成させた。

元慶4年(880年)太政大臣に任ぜられる(同年、摂政を改めて関白となると『公卿補任』などにあるが、正史の『日本三代実録』にはなく、江戸時代に編纂された『大日本史』などでは、この時の関白宣下を採っていない。今日の歴史学者でも「関白」の呼称が成立していない時期に遡及させて関白任命とすることに疑問も出されている[2])。翌年、従一位。

元慶6年(882年)、陽成天皇が元服するが、この頃から関係が険悪になった。基経は辞職を申し出るが、許されなかった。これはこの時代の記録によく見られる儀礼的な辞退ではなく、政治的な意味があったと考えられている[3]。その後、基経は辞職が認められないとみるや、朝廷への出仕を停止し、自邸の堀河院に引き籠もってしまった。ただし、清和天皇の譲位の詔に「少主ノ未親万機之間」摂政に任ずると書かれている以上、元服を機に親政(天皇が万機を親らす)への準備を進めた後に辞表を提出し、その後に自宅に退いて天皇の判断を待つのは当然の行為で、しかも儀礼の範囲とされる3度目の辞表提出中に天皇の退位騒動が起きたものであるとして、これをもって基経と天皇の関係を判断することは出来ないとする反論もある[4]。

元慶7年(883年)11月、宮中で天皇の乳母(紀全子)の子・源益が殺される事件が起きた。それが本当に殺人事件なのか、あるいは過失致死といった類の事故なのかは明らかではなく、また犯人も不明とされたが、宮中では陽成天皇が殴り殺したのだと噂された。

この事件の直後、馬好きの陽成天皇が厩を禁中につくり、卑位の者に世話をさせ、飼っていた事実が明らかになる。基経は宮中に入り、天皇の取り巻きと馬を放逐させた。陽成天皇は後の記録には暴君として描かれており、それによると天皇は蛙を捕え、蛇を捕え、または犬と猿を闘わせて喜び、人を木に登らせて墜落死させたという。

元慶8年(884年)、基経は天皇の廃立を考え、仁明天皇のときに廃太子された恒貞親王に打診したが、既に出家していた親王から拒否された。そこで仁明天皇の第三皇子の時康親王が謙虚寛大な性格であったので、これを新帝と決めた。時康親王の母は藤原総継の娘・沢子で、基経の母・乙春とは姉妹であり、基経は時康親王の従兄弟にあたる。

公卿を集めて天皇の廃位と時康親王の推戴を議したところ、左大臣源融(嵯峨天皇の第12皇子)は自分もその資格があるはずだと言いだした。基経は姓を賜った者が帝位についた例はないと退け、次いで参議藤原諸葛が基経に従わぬ者は斬ると恫喝に及び、廷議は決した。公卿会議の決定を持って、陽成天皇に退位を迫った。孤立した年少の天皇に、抗する術はなかった。

基経は時康親王を即位させた(光孝天皇)。光孝天皇は擁立に報いるために太政大臣である基経に大政を委任する詔まで発した。天皇は既に55歳だったが、皇嗣の決定も基経に委ねるつもりで、あえて定めなかった。

仁和3年(887年)、光孝天皇が重篤に陥ると、基経は第7皇子の源定省を皇嗣に推挙した。定省は天皇の意中の皇子であり、天皇は基経の手を取って喜んだ。もっとも、定省は光孝天皇即位以前より尚侍を務めた基経の妹淑子に養育されており、藤原氏とも無関係ではなかった。臣籍降下した者が即位した先例がないため、臨終の天皇は定省を親王に復し、東宮となした日に崩じた。定省はただちに即位した(宇多天皇)。

宇多天皇は先帝の例に倣い大政を基経に委ねることとし、左大弁橘広相に起草させ「万機はすべて太政大臣に関白し、しかるのにち奏下すべし」との詔をする。関白の号がここで初めて登場する。基経は儀礼的にいったん辞意を乞うが、天皇は重ねて広相に起草させ「宜しく阿衡の任を以て、卿の任となすべし」との詔をした。阿衡とは中国の故事によるものだが、これを文章博士藤原佐世が「阿衡には位貴しも、職掌なし」と基経に告げたため、基経はならばと政務を放棄してしまった。

問題が長期化して半年にもおよび政務が渋滞してしまい宇多天皇は困りはて、真意を伝えて慰撫するが、基経は納得しない。阿衡の職掌について学者に検討させ、広相は言いがかりであることを抗弁するが、学者たちは基経の意を迎えるばかりだった。結局、広相を罷免し、天皇が自らの誤りを認める詔を発布することで決着がついた(阿衡事件)。これにより藤原氏の権力が天皇よりも強いことをあらためて世に知らしめることになった。基経はなおも広相を流罪とすることを求めるが、菅原道真が書を送って諫言しておさめた。この事件は天皇にとって屈辱だったようで、基経の死後に菅原道真を重用するようになる。

宇多天皇と基経との関係は一応修復され、政務をとりはじめた。仁和4年(888年)に娘の温子が女御に上がっている。

寛平3年(891年)、基経は病床につき死去した。正一位が贈られ、昭宣と諡された。

系譜
父:藤原長良
母:藤原乙春(父:藤原総継)
義父:藤原良房
妻:操子女王(父:人康親王)
長男:藤原時平(871-909)
二男:藤原仲平(875-945)
四男:藤原忠平(880-949)
五男:藤原良平
女子:藤原頼子(?-936) - 清和天皇女御
女子:藤原佳珠子(856-?) - 清和天皇女御
女子:藤原温子(872-907) - 宇多天皇中宮
女子:藤原穏子(885-954) - 醍醐天皇中宮、朱雀天皇・村上天皇の母
妻:忠良親王の娘
三男:藤原兼平(875-935)
妻:不明
女子:藤原佳美子(?-898) - 光孝天皇女御
女子:不明 - 貞元親王室源兼忠母

官歴
※日付=旧暦

仁寿2年(852年)1月、蔵人に補任(この頃に良房の養子になったとみられる)
仁寿4年(854年)
1月、左兵衛少尉に遷任。
10月11日、従五位下に叙し、侍従に任官。(侍従は11月2日任官の説あり)
斉衡2年(855年)
1月15日、左兵衛佐を兼任。
4月20日、蔵人に補任。
天安元年(857年)3月、少納言を兼任。
天安2年(858年)
1月15日、左兵衛佐を兼任。・蔵人・少納言・侍従如元。
9月14日、左近衛少将に転任。少納言如元。
10月、蔵人頭に補任。
11月25日、播磨介を兼任。
貞観2年(860年)11月16日、正五位下に昇叙し、蔵人頭・左近衛少将如元。
貞観3年(861年)1月8日、従四位下に昇叙し、蔵人頭・左近衛少将如元。
貞観5年(863年)2月10日、左近衛中将に転任し、蔵人頭如元。
貞観6年(864年)1月16日、参議に補任し、左近衛中将如元。
貞観7年(865年)
1月27日、阿波権守を兼任。
3月28日、伊予守を兼任し、阿波権守を辞任。
貞観8年(866年)
1月7日、従四位上に昇叙し、参議・左近衛中将・伊予守如元。
3月23日、正四位下に昇叙し、参議・左近衛中将・伊予守如元。
12月8日、中納言に転任し、従三位に昇叙。
貞観9年(867年)1月14日、左近衛中将を兼任。
貞観10年(868年)5月26日、左近衛中将を去り、左近衛大将を兼任。
貞観11年(869年)1月13日、陸奥出羽按察使を兼任。
貞観12年(870年)
1月13日、大納言に転任。
1月28日、左近衛大将如元。
2月、陸奥出羽按察使如元。
貞観14年(872年)
8月25日、正三位に叙し、右大臣に転任。
8月29日、左近衛大将如元。
11月29日、摂政宣下。右大臣・左近衛大将如元。
貞観15年(873年)1月7日、従二位に昇叙し、摂政・右大臣・左近衛大将如元。
貞観19年(877年)2月、左近衛大将を辞任。
元慶4年(880年)
11月8日、関白に補任。右大臣如元。
12月4日、太政大臣宣下。関白如元。
元慶5年(881年)1月15日、従一位に昇叙し、関白・太政大臣如元。
仁和3年(887年)
11月21日、関白宣下(正式な詔が降る)。
11月26日、関白辞すも、阿衡に補任の旨。
仁和4年(888年)6月2日、阿衡を止め、関白に復す。
寛平2年(890年)
2月19日、准三宮宣下。
12月14日、関白を辞す。
寛平3年(891年)1月13日、薨去。享年56。贈正一位。謚号:昭宣公。越前国に封ず。

後世
基経を中祖とする藤原北家および藤原北家と近しい関係にある村上源氏が朝廷の主流を占めつづけたこともあり、近代以前には暴君・陽成天皇を廃した「功臣」として前漢の霍光に擬える説が儒学者を中心に唱えられた。北畠親房(村上源氏)は神皇正統記において廃位を称賛し、その「積善の余慶」によって基経の子孫が摂政関白を独占したと記述している。

2009年01月24日

学校であれば担任や校長・教頭、職場であれば管理職


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いじめが発生していることが明らかになった時点で、学校であれば担任や校長・教頭、職場であれば管理職の地位にある人間が管理責任を問われ、減俸等の処分を受けたりその後の昇進などで不利な扱いを受ける場合も少なくない。このため、本来であればいじめの解決に積極的に取り組むべきであるはずの管理者が、実際にはいじめの存在を認識しながらもその事実を報告せず覆い隠そうとするケースも珍しくなく、いじめの結果被害者の自殺など取り返しのつかない事態が発生した後も「いじめの事実はなかった」などと公式の報告書に記載される場合もある。この結果、被害者の家族が学校や職場に対する不信感を増幅させることも多い。

また、担任自体がいじめ加害者となるケースもあり、1986年の中野富士見中学いじめ自殺事件のようにいじめに加担したり、あるいは2006年の筑前町立三輪中学校の事件のようにいじめを誘発する発言を行ったケースもある。また、1984年の大阪産業大学付属高校同級生殺害事件のケースでは相談を受けた事実を担任は否定し、結局保身に走る形となった。

いじめは「起きないのが最良」であり、いじめが起こるような環境を作った時点で管理者に責任があるという見解にも一理あるのは確かだが、それにより管理者が自らの保身を優先させた結果、いじめが発生した場合に適切な対処が行われない、いじめに関する実態調査に対し管理者の立場にある人間が非協力的な態度を取るなど(実際滝川市立江部乙小学校いじめ自殺事件を契機としたいじめ実態調査に対し、北海道教職員組合が調査に協力しないよう指示したという例もある)、逆に一種のモラル・ハザードを生んでしまっているという意見も出てきている。

その他、教師自身が自身の教育性を見せ付けるため、もしくは教師としての自己満足をかなえる場合、自分の教育に否定的な生徒をわざといじめに追い込ませ結果論として自分を頼らせるというケースも存在する。この場合いじめはあくまで生徒間の間でおこっている為、担任がいじめ加害者となるケースとしては露見する場合は少なく、物事の大小含めて教師が加害者であったという認識は希薄となる。

このほか、特に学校において暴力を伴ういじめが行われている場合に、それを止めるため教師がやむを得ずいじめる側の人間を殴るなどの行為を行った場合、近年日本において体罰全般を否定的に見る風潮が強まっていることから「教師による体罰だ」として(いじめる側の人間の)保護者から苦情を受け、結果として教師が処分されるといったケースも見られ、これも管理者のいじめに対する対応を萎縮させている一因となっている。

いじめの理論
いじめについては諸氏により様々なことが言われてきたが、ここにきてやっと批評の対象となるものが出てきた。

内藤朝雄は社会学的・心理学的手法を用いて、2001年に『いじめの社会理論』を発表した。その中で内藤は「人間関係が濃厚すぎる集団内において生じる欠如を埋めようとする偽りの全能感」としていじめの理論化を行った。そしてその対策として「学級制度の解体」「警察の介入」を挙げた(2007年刊の『〈いじめ学〉の時代』は、その入門編である)。

森口朗は2007年の『いじめの構造』で、内藤の理論をベースに独自の「スクールカースト」の概念を導入した。これはクラス内の序列のことで、人気や「空気を読む能力」の多寡により上下し、下位になるほどいじめられやすくなるという。 今までの論者が素通りしてきたこの概念を取り入れて、森田は修正藤田モデルという四分類を作った。これによりいじめのモデルはかなり整理され、見通しが良くなった。そして分類毎にいじめの発生するメカニズムを考察し、具体的な対策を提示した。

いじめのメカニズム

いじめの一次被害
苛める側による暴力
苛められる側の孤立化
苛める側・周囲の苛められる側への蔑視・偏見
苛められる側の不登校・低学歴化による生活水準の低下。(中長期的)失業・PTSD・精神疾患・ホームレス化[要出典]・自殺・・・ 苛める側には刑事責任・民事責任(不法行為に対する損害賠償請求権)が発生する
苛められた側による苛める側への報復。(佐世保小6女児同級生殺害事件やアメリカの銃乱射など)

いじめの二次被害
苛める側による虚偽申告(刑事責任・損害賠償責任を回避する目的で虚偽申告を行うなど)
苛める側によるプライバシー侵害(犯行を明らかにしていないかチェックするため)

学生の場合の例
幼稚園・保育園:小谷隆真によれば、小学校や中学校のようないじめはないという。積極的な子供が消極的な子供を従えているようにみえる「子ども同士の力関係」や、「子供のコミュニケーション能力の未発達」による玩具等の横取り、手を出すことをいじめととらえてしまうという(参考:2005年3月7日読売新聞)。
小学校:「冷やかし」の割合が多いが、「仲間はずれ」の割合が、他の区分に比べて多い[2]。服装、話し方、肌の色、家庭の事情、出自、身体的特徴、お弁当、成績不良(或いは良好)、国語の作文(一方的な人間像が周知されてしまうなど)などから始まる。
中学校:統計上、いじめが最も多くなる年代である[2]。重篤な場合は重傷を負わせられる、傷害の結果死に至ることもある。結果、自殺するという例もある。
高等学校:「冷やかし」が多いが、「暴力をふるう」割合が高い[2]。割合は少ないが、いじめによって退学する場合もある(人間関係を理由とした中途退学は、2005年度で7.4%[3])。
学生の場合、教師によるいじめ(パワーハラスメント)も存在している。教師が言った何気ない一言がきっかけでいじめに発展する例も少なくはない。他にも教師の威厳を使い特定の生徒をいじめる例もある。
大学:大学に於いても、特に体育会系のクラブで、先輩からの「しごき」という名のいじめは昔から存在するが、最近では、それ以外の場合でも、中学・高校生レベルのいじめもあるようである。また、これに関連して、継続的な悪質ないじめで、訴訟沙汰になった例もある[4]・[5]・[6]。

社会(人)の場合の例
「職場いじめ」は集団社会、特に大人の社会の中で認知された行為である。児童生徒間同様最悪の場合自殺にまで至る事もある。

社会人:職場のいじめは、生活の糧を得るための仕事を困難にし、幸福の手段を奪うことに等しい。「人類幸福のための仕事」という崇高な理念を覆す深刻な問題をかかえている。高齢化・社内恋愛・不祥事隠し・労使紛争など、何らかの理由で退職させたい人間を、(組織ぐるみで)自分から退職するように仕向ける時にも、行なわれる。被害者は、いじめによる信用失墜・その結果の長期的失業などで、人生を根本から失うこともある。
会社間:「取引先・中小企業いじめ」(大企業が、資金力や規模の力によって、自らの発展や儲けだけを考え、値段を下げて市場を独占したり、下請け企業の発注価格を必要以上に下げて苦しめることや、政府が意図的に中小企業を冷遇する政策を推進することをいう。例をあげると、バブル後に、大企業は自らの負債返済のために、あらゆる合法的、非合法的手段によって、中小企業いじめをして、つぶしてきた。いざ破綻すると、再生機構に入り支援されるという構図があり、ここ数年益々中小企業の立場は苦しくなってきている。日本の経済基盤は中小企業で支えられており、中小企業の弱体化は日本の国力の弱体化を意味している。)
家庭内:嫁姑問題(かつては、集団で主導権を握る姑が嫁をいじめる場合が多かったが、核家族化した現代では、嫁が姑をいじめる例も多々存在する。根元は、自分の生活習慣や思想を相手にも強要し、それが受け入れられないからであり、息子を嫁に取られた若しくは夫を独占できない妻が感情的に起こす場合もある。2世帯住宅を隣に建てるという解決法がある。)
国家・人種:異人種への歴史的怨恨・偏見・経済格差に基づく国家間の紛争・差別的取引などがいじめとされることがある。
民族浄化 … ボスニア・ヘルツェゴビナなどにおける、いわゆる民族浄化を目的とする殺戮・組織的レイプ。
南北問題 ・ 経済格差
児童労働・ 児童買春
セックスツアー … かつての植民地時代の支配国が被支配国へ行く傾向が多い。

事件別例
刑法上の犯罪となる全ての攻撃。なお、2006年の福岡中2いじめ自殺事件のケースでは暴力行為等処罰ニ関スル法律違反の疑いが適用されたが、このように恐喝や傷害などの行為を伴わずに立件されるのは異例の話であった。

殺人罪:法律上は傷害致死や自殺教唆であっても、「未必の故意」による殺人罪として立件されることもある。
傷害致死罪:(例)集団によるリンチによって、被害者が死亡。
自殺教唆罪:自殺を促す(とびおりろ、など)。
暴行罪・傷害罪:殴る、蹴る、刺す、縛る、煙草をからだに押し付ける。
脅迫罪:脅す、ナイフで刺すふりをする・ナイフを見せる、暴力団などの犯罪集団と共謀する。
強要罪:性行為(自慰、売春など)の強要。常々いじめられる者同士を喧嘩させる。
恐喝罪:暴行や脅迫による金銭の要求。
強姦罪・強制わいせつ罪
名誉毀損罪・侮辱罪:盗撮して、インターネットで流す。インターネット上の中傷。中傷ビラの頒布。携帯電話・メールでの嫌がらせ。これらを警察に訴えれば、捜査がなされ、犯人は逮捕される。
犯罪の教唆(実行犯と同罪):強姦など性犯罪の要求、万引き(窃盗)など財産犯の強要。
偽証罪(法廷などで)・誣告罪:犯罪等を行ってそれをなすりつける、法廷など公的機関での虚偽報告。
その他の人権侵害(犯罪として立件できないにせよ、民事上の不法行為と認定されうる。)

無視、陰謀をめぐらすこと、教師や上司に事実ではない不利な虚偽報告をする。
労働問題

不当労働行為:上司が部下に対し、職場で陰謀を巡らすこと.「自分が悪い」と誤解させる状況を、故意につくられる。
不当解雇:職場で、責任をとって辞めさせるような状況をつくる。
セクシャルハラスメント

法律上の保護
いじめ被害者は、下記の法規定によって保護される。

人権侵害等→憲法:権利の回復・損害賠償請求
刑事事件 →刑法:刑事訴追
民事事件 →民法:損害賠償請求
各法規定は、被害内容を下記の2つに大きく区分する。(一般に「いじめ」は後者をさすことが多いが、前者も該当する)

身体的苦痛(殺人・拷問・傷害などの瞬間的な肉体的打撃である暴力、障害)などの実害
精神的苦痛(非常に陰湿で、長期間苛められる側(被害者)の精神に大きな打撃を与えるもの)

アフターケア
悪辣かつ長期化したいじめの場合、被害者の心の傷は深く、性格そのものが変容する場合がある。深刻な心理的・肉体的・性的虐待を受けたあとでは、いじめそのものが解消したあとでも、本人のみではケアが困難となる。その場合には、精神科医やカウンセラーに相談することも重要である。

海外との違い
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精神科医の宮元政於によると日本はいじめは行動を修正させる方法、すなわち「個人に集団の論理を受け入れさせる手段」として積極的に許容されており、その点が「欧米諸国のいじめとは決定的に異なる点」だという。このいじめという方法が大人の世界でも頻繁に用いられている点も異なり、欧米ではいじめは主に子供の世界の話で、他人をいじめる大人はちょっとおかしい、もっといえば嗜虐的とみなされるという。

いじめについての言葉・ことわざ
弱い者いじめ(よわいものいじめ)
近代民主主義社会では、強者は弱者を保護すべき立場にある。いじめとは、強者が弱者に対して迫害行為を行うことであり、卑怯であると、いじめという行為を戒める言葉として用いうる。
判官贔屓(ほうがんびいき)
強い者よりも弱い者、不幸な者の方が世間から同情され、ひいきされる。
けんか両成敗
苛められた者は時に、報復として「仕返し」で対抗することがあるが、いじめが長期化して苛められた側のストレスが鬱積している場合、時にそれは過剰なまでの行動を起こさせる。しかし、強者と弱者が争えば、強者が勝つのが自明である。弱者の強者への報復は、時には周囲を巻き込む集団自殺に等しい。歌舞伎の「忠臣蔵」のように、お家断絶・全員失業・全員討ち死になど、悲劇に終わることも多い。
出る杭は打たれる
個性的な者・正論を述べる者・異論を述べる者が苛められるさま。統一主義・画一主義を是とする考え(集団主義)が、いじめを助長している場合もしばしばある。
坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い
誰かを憎むようになると、直接憎むような理由が無くても、関連するもの全てを憎く感じる。

2009年01月17日

出雲神話

スサノオは、出雲の国に降り立った。そして、害獣であるヤマタノオロチ(八俣遠呂智)を切り殺し、国津神の娘と結婚する。スサノオの子孫である大国主は、スサノオの娘と結婚し、スクナビコナと葦原中国の国づくりを始めた。

出雲神話とはいうものの、これらの説話は『出雲国風土記』には収録されていない。ただし神名は共通するものが登場する。
タジーン ドジョブ セキュア きり ポストマン ニアミス フェデ ラテックス ホトトギス フェー タイダイ ふうせん ベリル そばみち メントール カネロニ キャンドル ファンク ブッシェル チェチ シュロチ チンネ じゃぼ ジベレリン タイシ ふらの タンキニ レユニ クロスボ 鉄人 リッポン ティナド いささ トリップ とうみょ ロレック ストップ プラン テンス プロテオ ノクターン ハコネ ハートフル タヒチ まるも ダウン ウェブ ザンサス びゃっこ マフィン

アマテラスら高天原にいた神々(天津神)は、葦原中国を統治するべきなのは、天津神、とりわけアマテラスの子孫だとした。そのため、何人かの神を出雲に使わした。大国主の子である事代主・タケミナカタが天津神に降ると、大国主も大国主の為の宮殿建設と引き換えに、天津神に国を譲ることを約束する。この宮殿は後の出雲大社である。

アマテラスの孫であるニニギが、葦原中国平定を受けて、日向に降臨した。ニニギは、コノハナノサクヤビメと結婚した。

ニニギの子である海幸彦・山幸彦は、山幸彦が海幸彦の釣り針をなくしたことでけんかになった。山幸彦は、海神の宮殿に赴き、釣り針を見つけ、釣り針を返した。山幸彦は海神の娘と結婚し、ウガヤフキアエズという子をなした。ウガヤフキアエズの子が、カムヤマトイワレヒコ(又はカンヤマトイワレヒコ。後の神武天皇)である。

神武天皇

カムヤマトイワレヒコは、兄たちと図って、ヤマトを支配しようともくろむ。ヤマトの先住者たちは果敢に抵抗し、カムヤマトイワレヒコも苦戦するが、結局天孫のカムヤマトイワレヒコの敵ではなかった。カムヤマトイワレヒコは、畝傍橿原宮の山麓で、即位する。これが、初代天皇である神武天皇である。

神武天皇の死後、神武天皇が日向にいた時の子であるタギシミミが反乱を起こす。カムヌナカワミミがそれを破り、皇位を継ぐ。

欠史八代

カムヌナカワミミは、綏靖天皇となるが、綏靖天皇以下の8代の天皇の事跡は伝わっていない。

神話研究
江戸時代までは、官選の正史として記述された『日本書紀』の方が重要視され、『古事記』はあまり重視されていなかった。江戸中期以降、本居宣長の『古事記伝』など国学の発展によって、『日本書紀』よりも古く、かつ漢文だけでなく日本の言葉も混ぜて書かれた『古事記』の方が重視されるようになり、現在に至っている。

明治以降は、皇国史観によって日本神話の記述が神聖視され、神話研究はそれ以前よりも後退することとなった。大正時代に津田左右吉が『神代史の新しい研究』ほかを発表し、日本神話に科学的な観点から批評を行い、神代記は政治的な意図で作られた創作であると結論づけた。戦前は不敬罪として弾圧されたが、戦後になって注目され、しばらくの間、津田の説が日本神話研究の中心となった。現在では津田説が細部まで正しいとは必ずしも考えられてはいないが、日本神話を考古学などの証拠なく弥生・古墳時代の史的事実の反映と考える説は基本的に退けられている。

今日では、意図的な改変や創作がかなり加えられてはいるが、そのようなものの見方をする古代の人たちがいたことに注目する文化的背景を考察する考え方が主流となっている。

比較神話
日本神話の中には、他の神話との関連性を指摘されている物が多く存在する。

ギリシャ神話に於けるオルフェウスの黄泉の国行きと伊弉諾尊の黄泉の国行き、デメテルと天照大神が隠れると草花が枯れるなど多くの類似点が見られると言われている(→死と再生の神)。
アポロンのカラスと八咫烏、中国の金烏は何れも太陽神の使い、元は白い、星図によっては烏座が三本足のものもあるなど類似性を指摘されている。(三本足のカラスについては、一説には太陽黒点の図形が起源ともいわれている。)
アレキサンダー大王の説話と神武天皇の遠征と類似しているという説もある。
イザナギとイザナミは兄妹であるが、人類の始祖たる男女が兄妹であったとする神話は南アジアからポリネシアにかけて広くみられる。
イザナミは「最初の死人」となり「死の国を支配する神」となったが「最初の死人」が「死の国を支配する神」となる話は古代エジプトのオシリスやインドのヤマなどに見られる。
イザナギが黄泉の国から帰ってきたときに筑紫の日向にて行った禊のときに左目を洗うとアマテラス(太陽)が、右目を洗うとツキヨミ(月)が誕生したという話の類似例としては、中国神話において創造神たる盤古の死体のうち左目が太陽に、右目が月に化生したとされる話が見られる。
因幡の白兎が、海を渡るのにサメを騙して利用する話があるが、動物が違えど似た内容の昔話が南方の島にある。